iGEMわからない人のまとめブログ

合成生物学ぜんぜんわからん人が書いてます。

08_テーマ決めのチェックリスト

 

こんにちは、雑草です。8記事目です。

前回に引き続き、見やすさや利用のしやすさから、今後は原則すべての記事を同じ形式で書いていきたいと思います。

 

1つの記事の構成は以下のような感じで行きます。

 

1.目的

2.手段

3.内容

4.メモ(箇条書き)

 

【目的】

テーマ決めのときにチェックすべき点をリストにする

 

【手段】

とにかくリストにする 

 

【内容】

 

この記事ではiGEMで超重要な「テーマ決め」の際にどんなことを気にすべきかを具体的に挙げていきたいと思います。

いわゆる「実現可能性が低くなる」要因を1つずつリストアップしていけたらと思います。

 

不足は大いにあると思うので勉強次第加筆しますが、コメントで指摘いただけると幸いです。

 

1.サイズが合ってない

(例)

大腸菌大腸菌よりはるかに大きいものを取り込ませる案

 

2.大腸菌にとって毒性があるものを取り込ませようとする

大腸菌も嫌なのでめっちゃ吐き出す。

 

3.大腸菌の中ではうまくフォールディング出来ないタンパク質を発現させる

・俗にいう「アグる」。

aggregateする、すなわち凝集してタンパク質としては失活してしまうので望みの機能は得られない。

これはやってみなきゃわからない?

調べる方法あるのか?

 

4.大腸菌を使うメリットがない

・すでに化学的に安価に合成できる物質を大腸菌に作らせても意味がない。

 

5.プロジェクトの主旨にとって大腸菌が達成できる量・スピード・徹底度が不十分

・有害物質を分解する大腸菌を作っても、大腸菌が周りのたくさんの有害物質を分解するのに十分な数まで増える前に全部死んじゃうかも。

大腸菌に溶菌酵素をつくらせて自分自身を殺させようとしたが、培養液中の酵素の濃度が薄すぎて全ては死なない。「全滅させる」ことに目的をおいている場合、ほかの仕組みも併用しないとプロジェクトの意義が達成されない。

 

6.固体・液体・気体のことを考えていない

・たばこの煙に含まれる有害物質を分解する大腸菌を作りたいが、煙は気体なので大腸菌をどうやって働かせればいいかわからない。

・プロジェクトの都合で、遺伝子組み換えした大腸菌を乾いた固体の上で使うことを想定していたが、よく考えたらそんな環境で大腸菌は増えないと気づいた。

 

7.先行研究がない

・つらい。

 

 

 今日は以上です。 お疲れさまでした。  

たぶんこの記事は今後どんどん加筆修正していくと思います!

 

【メモ】  

~今後書きたい記事~

・知識共有編(スラックやメール転送など)

・用語集

・論文の探し方

・メダル条件

・iGEMあるある

・PDB

・NCBI

・His-Tag

・参考文献